学資保険と普通貯金、どちらが得か——2026年の金利環境で比較
金利0.1%の普通預金と返戻率105%の学資保険を比較。10年間積み立てた場合の差額と、どちらを選ぶべきかの判断基準を解説します。
「普通に貯金すればいい」は本当か
学資保険を勧められたとき、「銀行に貯金すればいいじゃないか」と思う人は多い。実際のところ、どちらが有利なのだろうか。
2026年時点の金利環境
日銀の利上げを受け、大手銀行の普通預金金利は0.1〜0.2%、定期預金でも0.3〜0.5%程度だ。一方、学資保険の返戻率(払い込み保険料に対する受取総額の比率)は105〜108%前後が主流となっている(2026年時点)。
10年間・月1万円で比べると
- 普通預金(0.2%):積立総額120万円 → 利息約1,200円 → 受取約1,201,200円
- 学資保険(返戻率106%):積立総額120万円 → 受取約127万2,000円 → 差額約7万1,800円
10年で約7万円の差。月換算で約600円の差だ。金額だけを見ると大きな差ではないが、学資保険にはもう一つの大きなメリットがある。
学資保険最大のメリット:払込免除
学資保険は、親(契約者)が死亡・高度障害になった場合、以後の保険料払い込みが免除されるにもかかわらず満期保険金は全額受け取れるという機能がある。これは銀行貯金にはない保障機能だ。
万が一のことがあっても子どもの教育費が確保される——この「安心」に価値を感じるかどうかが、学資保険を選ぶかどうかの核心だ。
普通貯金が有利なケース
- 既に十分な生命保険に加入しており、死亡保障が手厚い
- NISA・iDeCoを活用して高いリターンを狙える環境にある
- 途中で解約する可能性がある(学資保険は途中解約で元本割れするリスクがある)
まとめ
金利環境が改善しつつある2026年でも、学資保険の返戻率は定期預金を上回るケースが多い。加えて万が一の保障があることを考えると、子どもが小さいうちに加入する価値は依然として高い。シミュレーターで必要額を確認した上で、複数社の学資保険を比較してみよう。
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