学資保険と「こども保険」は何が違う?——医療保障付きタイプのメリット・デメリット
貯蓄性を重視する学資保険に対し、医療保障が付いた「こども保険」というタイプもあります。両者の違いと、医療保障を付けるべきか判断するポイントを解説します。
「学資保険」と「こども保険」は厳密には別物
教育資金の準備手段として語られる「学資保険」だが、商品によっては医療保障・傷害保障が付帯した「こども保険」タイプも存在する。名称が似ているため混同されがちだが、貯蓄性を重視するか保障を重視するかで選ぶべき商品が変わる。
学資保険(貯蓄重視型)の特徴
- 目的:教育資金を計画的に貯めることに特化
- 返戻率:医療保障がない分、支払った保険料に対する返戻率が高くなる傾向がある
- 向いている人:すでに子ども向けの医療保険・共済に加入していて、教育資金の準備だけを重視したい人
こども保険(医療保障付き型)の特徴
- 目的:教育資金の準備と、子どもの入院・手術・通院への備えを一つの契約でカバー
- 返戻率:医療保障の分の保険料が上乗せされるため、貯蓄型の学資保険より返戻率は下がる(100%を下回ることもある)
- 向いている人:他に子ども向けの医療保険に加入しておらず、まとめて備えたい人
医療保障を付けるかどうかの判断基準
- 自治体の子ども医療費助成制度を確認する:多くの自治体で子どもの医療費は一定年齢まで助成されており、医療保障の必要性自体が高くないケースもある
- 返戻率の下がり幅を確認する:医療保障を付けることで返戻率がどの程度下がるか、貯蓄型との差額を比較する
- 保障内容が本当に必要かを見極める:入院日額のみのシンプルな保障か、手厚い保障かで保険料の上乗せ幅が変わる
迷ったときの考え方
教育資金を確実に・効率よく貯めたいなら貯蓄重視型の学資保険、子どもの医療保障も含めて一本化したいならこども保険タイプが向いている。ただし医療保障は自治体の助成制度と重複することも多いため、まず自分の住む自治体の助成内容を確認してから判断するのがおすすめだ。
まとめ
「学資保険」とひとくくりにされがちだが、貯蓄重視型と医療保障付きの「こども保険」タイプでは返戻率も役割も異なる。加入前に、教育資金の準備と医療保障のどちらを優先したいかを整理しておこう。
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