学資保険は複数契約すべき?——祖父母からの贈与・教育資金一括贈与信託との併用
学資保険を複数契約するメリット・デメリットと、祖父母からの資金援助を活用した教育資金一括贈与信託との併用方法を解説します。
学資保険は1本にまとめるべきか、分けるべきか
教育資金の準備方法として、学資保険を複数契約するかどうかで悩む家庭は多い。大きな契約1本にまとめるか、小さな契約を複数に分けるかによって、資金の柔軟性や解約時のリスクが変わってくる。それぞれの特徴を理解した上で選ぶことが重要だ。
複数契約するメリット・デメリット
- メリット:資金需要のタイミングに合わせられる:入学金用・授業料用など目的別に契約を分けることで、必要な時期に必要な分だけ受け取れる
- メリット:一部解約による損失を防げる:急な出費で一部を解約する必要が生じた場合、1本にまとめていると全体を解約せざるを得ないが、分けていれば影響を最小限にできる
- デメリット:契約手続き・管理の手間が増える:契約件数が増えるほど、満期・払込状況の管理が煩雑になる
祖父母からの資金援助を活用する方法
教育資金の準備は、両親だけでなく祖父母からの援助を組み合わせる家庭も多い。代表的な制度が「教育資金の一括贈与に係る贈与税の非課税措置」(教育資金一括贈与信託)で、祖父母などから教育資金として一括贈与された金銭のうち、一定額(最大1,500万円)までが非課税になる制度だ。学資保険と組み合わせることで、贈与税を抑えながら教育資金を厚くできる。
学資保険と贈与信託を併用する際の注意点
- 非課税枠には使途の制限がある:学校教育費だけでなく、塾や習い事などの費用も対象になるが、範囲を事前に確認しておく
- 金融機関での手続きが必要:教育資金口座の開設など、通常の贈与とは異なる手続きが必要になる
- 制度の適用期限を確認する:非課税措置は時限的な制度のため、利用を検討する時点での最新の適用期限を確認する
まとめ
学資保険は目的別に複数契約することで資金の柔軟性を高められる一方、管理の手間も増える。祖父母からの資金援助がある場合は、教育資金一括贈与信託などの非課税制度と組み合わせることで、より効率的に教育資金を準備できる可能性がある。
学資保険の比較・相談は無料でできます。
1社に偏らない最適な比較提案が可能 (完全無料の相談サービス FPカフェ)